試合中でも大谷翔平と「話したい」 “推し”の急接近で笑顔…24歳逸材を虜にした瞬間

昨年のASで“大谷推し”を告白した24歳のエイブラムズ
【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
スターならではの光景が生まれた。ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。8回に今季26号となる2ランを放った。もっとも、打球がフィールドに戻ってきたため、リプレー検証の結果を待っている間、大谷は二塁上にとどまった。すると、敵選手と「和やか」な瞬間が生まれた。
8点リードの8回1死二塁、右腕ルトリッジの外角フォーシームを左中間へ運んだ。しかし、柵越えしたかと思われたボールは本塁打をキャッチしようとしたファンのグラブに当たり、グラウンドに戻ってきた。大谷は二塁まで進んだところでストップ。その後、リプレー検証が行われた。
その時だった。大谷の周りに続々とナショナルズの選手たちが寄ってきた。何やら会話を交わし、大谷は笑顔を見せるなど交流を図っていた。本来は“憎き相手”のはずだが、球界を代表するスーパースターの大谷とあってか、CJ・エイブラムズ内野手ら逸材は楽しそうに談笑していた。
中継映像が捉えた一幕にファンも注目したようだ。「そりゃお話したいよね笑」「本日のファンミーティング会場。エイブラムズくんほんとかわよい」「みんな大好き 大谷くん」「エイブラムズは絶対大谷さんに憧れてますね」「パドレス戦もこんな和やかなら良いのにね」などとコメントが寄せられた。

2019年ドラフト全体5位でパドレスに入団したエイブラムズは2022年にメジャーデビュー。同年8月にフアン・ソト外野手(現メッツ)の交換トレードでナショナルズに移籍した。昨季初のオールスターに選ばれた際は、前日会見で大谷に会ったら興奮するかと問われ、「なるかもね(笑)」と即答。ナ・リーグベンチでも交流していた。