マ軍大砲、メジャー独走の32号 衝撃の4戦5発…ボンズの“前半戦”最高記録まであと7本

3番・捕手で先発
【MLB】マリナーズ 11ー2 ツインズ(日本時間24日・ミネソタ)
マリナーズのカル・ローリー捕手が23日(日本時間24日)、敵地でのツインズ戦でメジャー単独トップを快走する4戦連発となる32号2ランを放った。これで最近6戦で6発、4戦で5発と量産態勢に入っており、年間67発のペースとなる。
7点リードの9回2死二塁の第4打席、左腕ウエンツが投じた4球目のチェンジアップを完璧に捉え、左翼席に運んだ。打球速度100.6マイル(約161.9キロ)、飛距離379フィート(115.5メートル)、角度33度で、左翼手も追うのを諦める一発だった。
28本でア・リーグ2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、26本でナ・リーグ1位大谷翔平(ドジャース)を突き放した。打点も68打点とし、両リーグでトップに立っている。
前半戦の最多本塁打記録は2001年にバリー・ボンズが記録した39本。マリナーズは残り19試合を残しており、新記録にも期待がかかる。既に捕手としては、前半戦で最多記録だった1970年のジョニー・ベンチの28本を大幅に更新。スイッチヒッターとしても球宴前の最多本塁打記録を更新している。