“大谷超え”1108億円男が完全復活 黙らせた雑音…NYファン鼻高々「まさに7億6500万ドル」

17号2ランを放ったメッツのファン・ソト【写真:Getty Images】
17号2ランを放ったメッツのファン・ソト【写真:Getty Images】

6月は打率.324、8本塁打、OPS1.188

 ついに本領を発揮し始めた。メッツのフアン・ソト外野手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたブレーブス戦で今季17号2ランを放った。今月8本目の本塁打となり、打率.324、OPS1.188と完全復調。「まさに7億6500万ドルの男」「大好きだ」とNYファンも元気を取り戻している。

「3番・右翼」で先発したソトは0-3で迎えた6回、2死一塁の場面でカウント1-1から94.7マイル(約152.4キロ)のシンカーを振り抜いた。打球は左中間へぐんぐん伸び、今季17号の一発にNYが沸いた。好投していたスペンサー・シュウェレンバック投手も、“まじか”と言わんばかりの表情を浮かべた。

 昨オフにヤンキースからFAとなり、争奪戦の末にドジャース・大谷翔平投手を抜く史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1108億円)でメッツに入団。しかし、3・4月、5月もOPS.800以下と本来の実力が発揮できず、時に怠慢プレーを犯すなど、ファンの不満は募るばかり。「過大評価」「契約は失敗」などと厳しい声が寄せられた。

 しかし、開幕から約3か月が過ぎてようやく本来の打撃を取り戻したのか、26歳にして5度のシルバースラッガー賞に輝く非凡なバッティングをついに披露。ファンからも「やっと戻ってきた」「最高だ」「彼のスイングは完璧だ」「天才」などと称賛の声が寄せられた。開幕からは低調だったが、例年後半戦に調子を上げている。エンジンがかかった天才がチームを牽引するか。

【実際の映像】“大谷超え”ソトが復活17号 投手絶望の一撃…NY大歓声

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