ド軍実況止まらぬ笑い 痛快珍事にまさかの“戦犯”指名も…敵に同情「怒り心頭でしょう」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の出場試合でまさかの珍事が発生した

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間26日・デンバー)

 敵軍とは対照的だっただった。ドジャース・大谷翔平投手ドジャース・大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場した25日(日本時間26日)のロッキーズ戦で、驚きの珍事が発生。ドジャースは貴重な先制点を挙げた。

 両軍無得点の6回、ドジャースの攻撃時に大雨が降り始めた。スタンドの観客は一斉に避難するなか、2死二、三塁の場面でマンシーが内野フライかと思われた飛球を放つと、捕球態勢に入っていた二塁手のエストラーダがフライを見失って打球はグラウンドにポトリ。ドジャースが幸運な形で2点を先制した。

 ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」はマンシーが“打ち取られた”瞬間に実況のスティーブン・ネルソン氏は「マンシーが空高く打球を打ち上げた。キャッチできない! 2人生還だ!」と興奮気味に伝えた。「雨を恨んでくれ!」と叫び、ロッキーズ側に同情のメッセージを寄せた。
 
「(一塁手の)トグリアは打球を見失い、エストラーダも(捕球の)合図をしましたが、見失ってしまいました」。解説のエリック・キャロス氏も「誰も何も見つけることができなかったと思います」と説明した。

 その後、同氏は「ロッキーズは今頃怒り心頭でしょう。(早めに中断を)宣告すべきでした。(審判団は)もう1、2球投げさせようとしました。ドジャースにとってはいいことですが。ロッキーズではなく、審判団がボールを落球させました」と皮肉を込めて伝えた。ロッキーズ側の実況は「冗談だろ?」などと悲嘆していた。

(Full-Count編集部)

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