大谷翔平出場試合で生まれた“奇跡の光景” 90分中断がもたらした僥倖、米感動「何て美しい」

マンシーの打席で雷雨到来…約90分間の中断となった
【MLB】ドジャース 8ー1 ロッキーズ(日本時間26日・デンバー)
クアーズフィールドで25日(日本時間26日)に開催されたロッキーズ-ドジャース戦は、6回表のドジャースの攻撃時に雷雨となり試合が中断。その後、午後9時20分(日本時間12時20分)に試合が再開されるとアナウンスされた。熱戦に“水を差される”形となったが、逆に感動的な光景が生まれたようだ。MLB公式が紹介している。
両軍無得点の6回、ドジャースは先頭ラッシングが四球で出塁し、続く大谷が左前打を放った。その後、2死二、三塁でマンシーが打席に入った場面で雨が降り始めた。マンシーは内野フライに終わったかと思われたが、二塁手が打球を見失ってグラウンドにポトリ。思わぬ形でドジャースが先制した。
守備に影響が出るほどの大雨となり、観客は一斉避難。その後、グラウンドにはシートが敷かれ、中断がアナウンスされた。雨が振り続ける中、場内には試合開始時刻が掲載され、午後9時20分(同12時20分)に再開見込みとされた。

熱戦を襲った“珍事”だが、フィールドにかけられたシートがはがされた時の一瞬に生まれた光景をMLB公式は紹介した。雨が上がり、夕空には綺麗なオレンジがかかった。雨上がりで空気が澄んだ形となったのもよくわかり、一方でフィールドには雨が残っている。米ファンも感動したようで「何て見事なの」「クアーズフィールドは最高よ」「インクレディブル」「素敵な光景」などとコメントが寄せられた。