今永昇太、7回無失点で7勝目 復帰後に4勝、吉田正尚との“初対決”は3打数2安打

Rソックス戦に登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】
Rソックス戦に登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

前回登板に続いて7回を投げる

【MLB】カブス 6ー0 Rソックス(日本時間20日・シカゴ)

 カブスの今永昇太投手は19日(日本時間20日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発。7回96球を投げ、5奪三振5安打1四球無失点という好投で7勝目を挙げた。6月に負傷者リスト(IL)から復帰後は4勝1敗と完璧な復活劇を見せている。

 初回に先頭のレフスナイダーに二塁打を浴びたが、ブレグマンを一ゴロに打ち取り、1死三塁からはゴンザレスをスプリットで、アンソニーをスイーパーで連続空振りに仕留め、先制を許さず。2回にはメジャー初対決となった吉田に右前打、トロに中前打を打たれ2死一、二塁となったが、続くウォンを右飛に打ち取った。

 3回から6回まで無安打の好投で、7回には2死から3打席目の対決となった吉田に右前打を浴び、続くトロの内野安打に自らの悪送球で2死一、三塁のピンチを招いたものの、ウォンを二飛に打ち取って無失点で切り抜けた。吉田との対決は右前打、二ゴロ、右前打で3打数2安打だった。これで今季は13登板で7勝3敗、防御率2.40となった。

 メジャー2年目の今季は、3月に東京ドームで開幕投手を務めた。だが、5月4日(同5日)のブルワーズ戦で、6回に一塁ベースカバーに入る際に左脚を痛めて緊急降板。負傷者リスト(IL)入りとなった。

 6月26日(同27日)、敵地のカージナルス戦で53日ぶりに登板。5回無失点の完璧な投球を見せ、復帰登板で4勝目を挙げると、7月2日(同3日)の本拠地でのガーディアンズ戦でも5勝目をマークした。9日(同10日の)の敵地ツインズ戦では打線の援護に恵まれず3敗目を喫したが、13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦では主砲のアーロン・ジャッジ外野手を完璧に封じるなど、7回1失点で6三振を奪い、6勝目を挙げていた。

(Full-Count編集部)

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