大谷翔平、3度目登板で復帰後初の複数イニングか　指揮官示唆「様子を見ながら」

ロイヤルズ戦前に語る

【MLB】ロイヤルズ ー ドジャース（日本時間28日・カンザスシティ）

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は27日（日本時間28日）の敵地ロイヤルズ戦の試合前に報道陣の取材に応じた。28日（同29日）の同戦で今季3度目の先発登板が予定されている大谷翔平投手について、復帰後初の複数イニングを投げさせる可能性を示唆した。

　ロバーツ監督は「彼が2回まで投げる姿を見られれば、我々にとってはボーナスだと私は思っている」と言及。「球数だったり、投球自体の負荷だったりもあるが、様子を見ていければと思います」と語り、イニングまたぎは当日の状況を見て判断する方針を明かした。

　大谷は16日（同17日）のパドレス戦で663日ぶりとなる投手復帰を果たし、1回28球を投げ2安打1失点。復帰2試合目となった22日（同23日）のナショナルズ戦では1回無安打無失点2奪三振という内容だった。

　このほか、7月15日（同16日）に行われるオールスターに大谷がナ・リーグ最多得票で選出され、チームの7人が2次投票に残ったことに、ロバーツ監督は「非常に誇りに思っている。素晴らしいことだ」とコメント。「5～7人くらいドジャースの選手が入ってくれればと願っている。そうなればグレートだ」と語った。