「オコエが覚醒しとる」 バウアーも粉砕…“爆速三塁打”に歓喜「ヤバすぎる」

今季27試合目で初打点
■巨人 ー DeNA(28日・東京ドーム)
巨人・オコエ瑠偉外野手はが28日、東京ドームで行われたDeNA戦に「2番・中堅」で先発出場。6回満塁の場面で、トレバー・バウアー投手から走者一掃となる適時三塁打を放った。スター候補の活躍に「神ですか」「素晴らしすぎる」と巨人ファンも大歓声を送った。
第1打席は三直、2回2死満塁では右飛、第3打席は2死二塁で空振り三振と好機でなかなか結果が出なかったオコエ。しかし2-0で迎えた6回、丸佳浩外野手が敬遠されて1死満塁で第4打席を迎えた。その初球。甘く入ったナックルカーブを振り抜くと、前進守備のDeNA守備陣の間を抜け、左中間まで転がった。俊足を飛ばして三塁まで到達。東京ドームは大盛り上がりを見せた。
今季は開幕1軍入りするも、4月18日に抹消。約2か月後の6月4日に再登録された。試合前までに26試合、67打席に立って打率.290を記録する一方、本塁打と打点はともにゼロ。今季初打点を、2020年のサイ・ヤング賞投手であるバウアーから記録した形となった。
プロではなかなか確たる成績は残せていないものの、高校時代から高い期待を受けてきた大器。前日の試合から「魚雷バット」を使って2安打を放つと、この日も大事な場面で一本が出た。待望の活躍に「躍動してる」「最高だ」「オコエまじでこのまま定着してくれ」「足速すぎる」「二塁からの加速がヤバすぎる笑」「オコエが覚醒しとる」などと、ファンの期待値も大きく膨れ上がっている。