大谷翔平の魔球に“扇風機”状態…　異次元の鋭さに衝撃「おかしいやろ」「やばい」

自己最速の陰で光った変化球

【MLB】ロイヤルズ 9ー5 ドジャース（日本時間29日・カンザスシティ）

　ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地で行われたロイヤルズ戦に投打二刀流で先発出場。復帰後3度目のマウンドで、MLB公式戦では自己最速となる101.7マイル（約163.7キロ）を記録したが、変化球の切れ味にも称賛の声が目立つ。

　手術から復帰後に初めて複数イニングを投げた大谷は、2回で27球を投げて1安打1四球無失点という内容だった。この日の大谷はフォーシームが11球、スイーパー9球、スライダー4球、シンカー2球、カットボール1球。スプリットは投げなかったが、代わりに効果的に決まったのが縦のスライダーだった。

　特に2回1死で“大谷翔平2世”とも称されるジャック・カグリオーン外野手からは縦スライダーで空振り三振。カグリオ―ンは豪快にバットを振り回すも、全くボールに当たる気配がなく空を切っていた。投球分析家で「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏もこの変化球に注目し、自身のX（旧ツイッター）で「エグい89マイル（約143.2キロ）のスライダー」と動画付きで紹介した。

　この魔球にSNSでは「今日スライダーめちゃいいな」「縦スラもキレキレ」「こんな縦方向のスライダー投げてたっけ」「102マイルに縦スラ、これはなかなか打てない」「毎登板違う球種試すやんw」「縦スラも投げててやばい。この人おかしいやろ」「こんな投球見せられるともっと長いイニング観たくなってしまう」「縦スラがあれだけきれてたら中々打たれないよなぁ……」などの反応が続々と上がった。