ド軍ロハスの身に何が起きた? ロバーツ監督が試合後に言及「検査を実施する」

ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】
ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】

7回に盗塁を試みて左手負傷

【MLB】ドジャース 5ー1 ロイヤルズ(日本時間30日・カンザスシティ)

 ドジャースのミゲル・ロハス内野手が29日(日本時間30日)の敵地ロイヤルズ戦で、7回の走塁時に左手を負傷。デーブ・ロバーツ監督は試合後に「X線検査を実施する。まだ分からない」とだけ語った。ロハス本人は負傷者リスト(IL)入りの可能性を否定した。

 この日は「9番・二塁」で先発出場したロハス。第1打席で中前打を放ち、第2打席も四球で出塁。さらに7回の第3打席でも中前適時打で追加点を挙げた。だが、続く大谷翔平投手の打席で二塁へスタートを切るもアウトに。頭から滑り込んだ際、ベースに伸ばした左手をウィットJr.にタッチされ、左手を押さえて痛そうな仕草を見せていた。

 直後の守備では二ゴロを処理したが、8回の守備からキムに交代。試合は5-1でドジャースが快勝した。試合後にロバーツ監督は「幸いなことに、利き腕ではない左手だった。薬指だったと思う」と語った。

 ロハス本人は試合後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに「痛みがある。(タッチされた際に)衝撃を受けた。ベースに挟まれたかもしれないけど。指だ」と説明。状態について「かなり痛みを感じていて、イニング終了時に腫れ上がっていた」と話した。

 負傷後も1イニングのみ守備に就いた後、交代となったことについて「炎症を落ち着かせる為にアイシングをした方がいいと思った。なので、スマートな判断をすべきだと思った。もう1打席立って、悪化させたくなかったからね。だから、交代した」と説明。「幸いなことに脱臼ではなかった。重度の付き指で済んだよ。悪い状況を回避できたと思う」と語り、重傷ではないことをアピールした。

 ロハスはここまで49試合に出場し、打率.250、3本塁打9打点。内野の3ポジションをこなし、チームリーダーとしての役割も果たしている。

(Full-Count編集部)

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