大谷超えの新記録に騒然「翔平以来の化け物」 「0.64」が示す凄まじさ、21歳右腕の破壊力

西武戦で完投勝利を挙げた日本ハム・達孝太【写真:小池義弘】
西武戦で完投勝利を挙げた日本ハム・達孝太【写真:小池義弘】

ダルビッシュ&大谷と同じ190cm超える長身

■日本ハム 2ー1 西武(29日・ベルーナドーム)

 投手として“大谷超え”を達成した。日本ハム達孝太投手が29日、敵地での西武戦でプロ初完投勝利をマーク。すべて先発でデビューから6連勝は、かつて日本ハムでプレーした大谷翔平投手(ドジャース)の5連勝を抜き、史上初の快挙。ファンも快投に「翔平以来の化け物」「次世代ダルビッシュ」と盛り上がっている。

 フォークやスライダーの変化球に加え、最速153キロの直球で西武打線を圧倒。9回115球を投げ、4安打8奪三振で1失点。酷暑のベルーナドームのデーゲームでも抜群のスタミナで投げ抜いた。それでもヒーローインタビューでは「完投する気満々だった」と発言。加えて「9イニング投げて三振8個しか取れてないので、そこは納得できない」と強気のコメントを残した。

 2022年のプロ初登板では3回無失点。昨年にプロ2戦目の先発で5回無失点で初勝利を飾ると、今季は開幕から6先発で無傷の5連勝。全試合で6回以上を投げて1失点以下に抑え、42回2/3で防御率0.64という驚異的な数字を残している。

 この快進撃にファンはSNSで「デビューからの6連勝はエグいって」「育成力ヤバすぎる」「高卒4年目21歳未来の大エース」「将来メジャー行くんだろ!? 期待しちゃうぞ!!」と反応。楽天の宗山塁内野手や西武の渡部聖弥外野手らが活躍する中で「新人王候補筆頭」と推す声も出ている。

【実際の動画】「完投する気満々だった」ビッグマウスも飛び出した達孝太のヒーローインタビュー

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