頭部直撃→復帰戦でいきなり“偉業” 実況も唖然&球場は騒然…阪神・石井は「格が違う」

2軍戦で復帰登板を果たした阪神・石井大智【写真提供:産経新聞社】
2軍戦で復帰登板を果たした阪神・石井大智【写真提供:産経新聞社】

頭部への打球直撃で戦列を離れていた阪神・石井が2軍で復帰登板

 阪神・石井大智投手が29日にウエスタン・リーグの中日戦で8回から2番手で登板。1イニングを3者連続3球三振で終える「イマキュレート・イニング」を披露した。頭部へのライナー直撃による離脱から復帰登板でみせた投球に「格が違いすぎる」とファンも驚愕している。

 石井は今月6日の1軍でのオリックス戦で相手打者のライナーが右側頭部付近に直撃。その場で倒れ込み、担架に乗せられて退場していた。

 翌7日に出場選手登録から外れた右腕は29日の中日との2軍戦で復帰登板。8回から代打の森駿太内野手、山浅龍之介捕手、浜将乃介外野手を3者連続3球三振に仕留めた。直球は151キロを計測し、最後の浜への決め球は136キロのフォークボール。落差抜群の必殺球で三振を奪うと球場はどよめきに包まれた。実況も「拍手が鳴り止みません」と脱帽していた。

 DAZNが公式X(旧ツイッター)に「石井大智が復活 復帰登板でイマキュレートイニング達成」と映像をつけて投稿。ファンは「桁違い」「衝撃投球」「心配してたんやでぇ」「球が凄過ぎ」「無双してて神」「涙出そう」「バケモン」「2軍なら当然よ」「次は甲子園」と待ちわびる声が相次いだ。

 石井は昨季、自己最多の56試合に登板して30ホールド、防御率1.48の好成績を残した。今季はクローザーを任される試合も増え、24試合で防御率0.36、17ホールド、3セーブの好成績だった。

【実際の映像】阪神・石井の「格が違いすぎる」 実況は唖然&球場は騒然の“復活登板”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY