ジャッジが肩を並べた“ルースの偉業” まさに「最強」の称号…MLB公式示す「85/30/4」

85試合目までの30号到達はルースに並び「MLB史上最多タイ」
【MLB】ヤンキース 12ー5 アスレチックス(日本時間30日・ニューヨーク)
メジャー最強打者にまた一歩近づいた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で5年連続30本塁打を達成。85試合目までの30号到達は今季で4回目になるが、これはベーブ・ルースと並ぶ“メジャー最多”となった。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)で「シーズン85試合目までにアーロン・ジャッジが30HRに届いたのは今回が4度目。これは所属チームのシーズン85試合目までに30本以上HRを打った回数でベーブ・ルースと並びMLB史上最多タイです」と投稿。2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、昨年は59本塁打&144打点を記録した現役最強打者を称えた。
記者の投稿を見たファンからも「伝説的存在」「この男に(優勝)リングを手に入れてやらなければ」「驚くほどすばらしい選手を観ることができて幸運だ」「ベーブ・ルースの記録をジャッジが破っていくのは野球にとって非常に良いこと」と称賛のコメントが並んだ。
30号を達成したジャッジはHRキング争いでマリナーズのカル・ローリー捕手に2本差とし、トップも射程圏内。打点もローリーに2点差とし、打率と合わせてリーグ3冠への返り咲きが見えてきた。メジャー史に名前を刻み続けるジャッジが、2012年ミゲル・カブレラ以来、13年ぶりの3冠王に向けて再び上昇気流に乗っている。
(Full-Count編集部)