今永昇太が6勝目、連続Kで“ジャッジ斬り” 7回1失点、6奪三振でヤ軍を圧倒

復帰後最長の7回を投げる
【MLB】カブス 4ー1 ヤンキース(日本時間14日・ニューヨーク)
カブスの今永昇太投手が13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦に先発し、7回91球を投げ2安打1失点で6三振を奪う好投で、6勝目を挙げた。チームはナ・リーグ中地区首位で前半戦を折り返した。
主砲のアーロン・ジャッジ外野手を完璧に封じた。初回2死からの初対決では、スライダーで2ストライクに追い込み、3球目のチェンジアップで空振り三振に仕留めた。4回1死からの第2打席は、チェンジアップで見逃し三振。7回1死の第3打席では、チェンジアップで遊ゴロに仕留めた。
2回にスタントンに4号ソロを右翼席に運ばれたものの、この1点のみに抑えた。メジャー2年目で名門ヤンキースとの初対戦に堂々たる投球を披露し、復帰後最長の7回を投げた。
メジャー2年目の今季は、3月に東京ドームで開幕投手を務めた。だが、5月4日(同5日)のブルワーズ戦で、6回に一塁ベースカバーに入る際に左脚を痛めて緊急降板。負傷者リスト(IL)入りとなった。
6月26日(同27日)、敵地のカージナルス戦で53日ぶりに登板。5回無失点の完璧な投球を見せ、復帰登板で4勝目を挙げると、7月2日(同3日)の本拠地でのガーディアンズ戦でも5勝目をマークした。9日(同10日の)の敵地ツインズ戦では6回2失点も打線の援護に恵まれず3敗目を喫していた。