清宮幸太郎の決勝打で日ハムが首位守る、オリックス九里が7勝目…6日の結果

楽天戦で本塁打を放った日本ハム・清宮幸太郎【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦で本塁打を放った日本ハム・清宮幸太郎【画像:パーソル パ・リーグTV】

東浜巨が7回1失点で今季3勝目、ソフトバンクがカード勝ち越し

 ソフトバンクは西武戦(みずほPayPayドーム)に3-1で勝利した。先発・東浜巨投手は2回、外崎修汰内野手の3号ソロで先制を許す。しかし直後の2回、2死から谷川原健太捕手、野村勇内野手、牧原大成内野手の連打で同点に。4回には野村の8号2ランが生まれ、2点を勝ち越した。

 東浜は3回から続けて走者を背負うも、危なげないピッチング。6回、7回は続けて3者凡退に抑え、7回88球3安打1四球4奪三振1失点で降板。8回を藤井皓哉投手が無失点でつなぐと、最終回は杉山一樹投手が締め、試合は終了した。

 勝利したソフトバンクは、東浜が今季3勝目。打線では、野村が一発を含む2安打2打点、牧原が2安打1打点をマークした。西武は、先発・隅田知一郎投手が6回2/3を100球7安打3四死球7奪三振3失点。打線は先制も、3回以降は散発3安打に終わった。

清宮幸太郎の今季本拠地1号が決勝打、玉井大翔は3シーズンぶり白星

 日本ハムは楽天戦(エスコンフィールド)に8-6で勝利。先発の達孝太投手は初回、ルーク・ボイト内野手に適時打を浴び先制を許す。2回にも連続適時打を浴びると、ボークも宣告され、2回までに計4失点を喫した。

 しかし2回、水野達稀内野手、郡司裕也捕手、矢澤宏太投手の3連打で無死満塁の好機をつくり、石井一成内野手の適時打で2点を返す。なおも1死満塁の場面では、フランミル・レイエス選手の16号満塁弾が生まれ、この回一挙6得点で逆転に成功した。

 援護をもらった達は、4回に小深田大翔内野手の適時二塁打で1点を失うも、5回はピンチをしのぎ、5回96球10安打無四死球4奪三振5失点(自責点3)で降板。ところが6回、河野竜生投手が中島大輔外野手に適時三塁打を浴び、試合は振り出しに。

 7回は、4番手・玉井大翔投手が先頭に安打を浴びながらも、無失点に抑える。すると直後の7回、清宮幸太郎内野手に今季本拠地初となる6号2ランが飛び出し、勝ち越しに成功。8回からは、田中正義投手、柳川大晟投手がつなぎ、試合は終了した。

 勝利した日本ハムは、4番手の玉井が2022年9月17日以来、3シーズンぶりの白星を挙げた。打線は、水野、郡司がそれぞれ2安打を放つなど、計10安打8得点で、同一カード3連勝を飾った。

 一方、敗れた楽天は、先発の藤井聖投手が1回1/3を53球6安打2四球6失点と試合をつくれず。なお、2番手の内星龍投手は3回2/3を40球1安打無四死球2奪三振無失点の好リリーフを見せている。

宗佑磨が逆転2点適時二塁打、投打かみ合いオリックスがカード勝ち越し

 オリックスはロッテ戦(京セラドーム)に4-1で勝利した。先発・九里亜蓮投手は2回、先頭ネフタリ・ソト選手の8号ソロで先制を許したが、打線は3回、1死から紅林弘太郎内野手と中川圭太内野手の連続長短打、敵失で満塁とし、宗佑磨内野手の2点適時二塁打で逆転。続く頓宮裕真捕手の犠飛でリードを2点に広げる。7回には1死から頓宮が二塁打を放って好機を演出し、杉本裕太郎外野手の適時打で1点を追加した。

 3回以降粘りの投球を見せた九里は、7回117球9安打2四球4奪三振1失点で降板。8回表は2番手ルイス・ペルドモ投手が3人で退けると、3点リードの最終回はアンドレス・マチャド投手が無失点で試合を締めた。

 勝利したオリックスは、先発の九里が9安打を浴びながらも7回を1失点にまとめて今季7勝目。打線は、宗と杉本が適時打を放つなど計7安打4得点でカード勝ち越しを決めた。

 一方の敗れたロッテは、復帰登板となった先発・小島和哉投手が4回2/3を91球4安打5四球4奪三振3失点(自責点2)の内容。打線は藤原恭大外野手、山本大斗外野手、ソト、友杉篤輝内野手が2安打を記録するなど計11安打も、本塁打での1得点のみと決定打を欠いた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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