鈴木誠也、77打点でメジャートップ独走 ジャッジらに3差、球宴落選も適時打&ソロ

第3打席で二塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
第3打席で二塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

シーズン45発&138打点ペース、日本人最多打点も射程圏

【MLB】カブス 11ー0 カージナルス(日本時間7日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたカージナルス戦で2試合ぶりの25号を放つなど5打数2安打2打点だった。3試合連続打点で、メジャートップを走る打点数を77に伸ばした。

 第1打席は左飛、第2打席は投ゴロに倒れていたが、3回2死三塁の第3打席に左翼線への適時二塁打を放った。さらに10-0と大量リードの5回1死から、高めのフォーシームを捉えて右中間スタンドに運んだ。打球初速106.1マイル(約170.75キロ)、飛距離405フィート(約123.44メートル)、角度27度だった。第5打席は空振り三振だった。

 ア・リーグトップで74打点のカル・ローリー捕手(マリナーズ)、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を突き放し、3打点差とした。すでに2023年の74打点を抜いて自己最多となっており、シーズンに換算すると45本塁打&138打点ペースだ。大谷翔平投手(ドジャース)が昨季記録した日本人最多の130打点超えも視界に入る。

 この日メジャーリーグ機構(MLB)が発表した、オールスター戦の出場選手に鈴木の名前はなかった。しかしバットで意地を見せ、存在感を示した。

(Full-Count編集部)

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