巨人、逆転サヨナラで勝率5割復帰 9回2点差跳ね返す…阿部監督の代打攻勢がはまる

9回に丸がサヨナラ打
■巨人 5ー4 中日(8日・山形)
巨人は8日、山形で行われた中日戦に5-4の9回サヨナラ勝利を収めた。2点を追う9回に1点を返すと、さらに丸佳浩外野手がサヨナラ打を放った。
終盤まで接戦となり、2点を追う9回、1死から代打・佐々木俊輔外野手が左前打。続く岸田行倫捕手が右前打で続くと、阿部監督は代走・湯浅大を送った。そして代打の中山礼都内野手の左前適時打で1点を返した。
なおも1死一、二塁とチャンスが続く場面で、丸が右中間を破る三塁打。2者が生還して劇的なサヨナラ勝利を飾った。阿部監督の采配がピタリとはまった。
中日はドラフト1位の金丸夢斗投手は7度目の登板で、7回5安打2失点と好投。プロ初勝利寸前だったが、またしてもお預けとなった。