「打球角度-54度」の珍二塁打が米で話題 「素晴らしい二塁打」
力のない二ゴロを相手守備が“お見合い”し中前二塁打に
レイズのマレック・スミス外野手が世にも珍しい二塁打を記録した。11日(日本時間12日)、敵地ブルージェイズ戦の第1打席で平凡な二ゴロがお粗末な守備で“中前二塁打”になった一打をレイズ公式ツイッターが報じている。
初回の先頭。スミスが放った打球は投手の頭上を越え大きく弾む力のないゴロに。遊撃手ディアスと二塁手トラビスの両者が打球を処理しようと猛ダッシュでチャージ。だが、衝突を恐れ“お見合い”するとボールは中前へコロコロと転がりスミスはその間に一気に二塁ベースを奪い二塁打となった。
スミスの放った平凡な二ゴロがまさかの二塁打となり、チームは初回にウェンデルの右前タイムリーで先制に成功。これが決勝点となりレイズは3-1で勝利した。球団公式ツイッターはスミスの珍二塁打を「打球初速度:82.1マイル、打球角度:-54度」とジョークを交え動画を公開した。
相手守備のミスに助けられた二塁打だったがファンからは「これぞ私が考えていたプレーだ」「私が見た中で最も強い打球だ」「もし捕られてもセーフだったろうね」「素晴らしい二塁打」と称賛の声があがった。