メジャーリーグの球宴で“ロボット審判”導入へ 来年に公式戦でも使用の可能性も…米報道

今春のオープン戦で試験導入
アトランタで15日(日本時間16日)に行われるメジャーリーグのオールスター戦で「ABS(オートマティック・ストライク・ボール・チャレンジシステム)」いわゆる“ロボット審判”が導入されることが分かった。
米大手スポーツ局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者が9日(同10日)に報じた。球宴では、各チームは2回のチャレンジ権が与えられ、成功すれば回数はそのままになる。要求できるのは投手、捕手、打者のみで、投球後即時に行わなくてはいけないルールという。
ABSはホーク・アイ・システム(複数のカメラによるトラッキングで、3D映像に落とし込む技術)の技術を導入。投球の追跡や着地地点を即時に計測することができ、判定が球審に伝えられる仕組み。メジャーリーグのオープン戦では今季から試験導入されていた。ABSは2021年からマイナーリーグで試験的に導入され、2022年には3Aでも運用されている。
同記事では複数のMLB関係者による情報として、早ければ来年にもMLBで永久的に使用される可能性に触れている。
(Full-Count編集部)