西武がMLB通算72発のJ.D.デービス獲得 背番号10…2019年に22発「日本の野球に最大限の敬意」

西武が獲得したJD・デービス(メッツ時代)【写真:Getty Images】
西武が獲得したJD・デービス(メッツ時代)【写真:Getty Images】

メッツなどで活躍…今季は3Aの50試合で打率.294

 西武は11日、JD・デービス内野手を獲得したことを発表した。メッツ時代の2019年にシーズン22本塁打を放つなど、MLB通算72発の大砲。デービスは球団を通じ、「伝統ある埼玉西武ライオンズの一員になることができ大変光栄です」と語った。背番号は「10」に決まった。

 デービスは2017年にアストロズでメジャーデビューを果たすと、メッツに移籍した2019年に覚醒。140試合で打率.307、22本塁打、57打点、OPS.895を記録した。その後はジャイアンツやアスレチックスなどでプレーし、今季はエンゼルスに在籍。5試合で打率.111、0本塁打だった。3Aでは50試合で打率.294、10本塁打、OPS.895の好成績だった。

 メジャー通算72本塁打を誇る32歳は、球団を通じて「伝統ある埼玉西武ライオンズの一員になることができ大変光栄です。ライオンズはファンの皆さまから熱い応援があると聞いています。規律を重んじる日本の野球に最大限の敬意を表し、ライオンズの勝利のために学び成長し、自分のすべてを出しきることを約束します。新たなステージに感謝し、チームを最優先に考え、グランド内外でベストを尽くします。また地域社会や文化に触れることも楽しみにしています」とコメントした。

 また、広池浩司球団本部長は「後半戦に入っていくなかで、シーズン途中ですが、チームの得点力向上のためにデービス選手を獲得しました」と理由を明かした。「最大の特徴は打球速度が速く、右方向にも長打を打てる点です。アメリカでは、主に三塁を守っていました。試合を決める一打を期待しています」とし、2019年には球界上位10%に入った打球速度の高さに注目していた。

【実際の映像】シーズン22発男デービスの華麗なプレー集 鉄壁守備に豪快本塁打で高まる期待

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