痛恨のグラスラ被弾…阪神・村上が呆然　7者連続安打で今季最多6失点、12連勝へ暗雲

本拠地で苦しい立ち上がり

■阪神 ー ヤクルト（11日・甲子園）

　阪神の12連勝に序盤から暗雲が漂い始めた。阪神の村上頌樹投手は11日、甲子園球場でのヤクルト戦に先発。2回に内山壮真捕手に満塁弾を浴びるなど、プロ入り以来ワーストの6失点を喫する苦しい投球となっている。

　初回は先頭の岩田に中前打を浴びるも、後続を打ち取り無失点。だが、2回に1死からヤクルト打線につかまり、内山に5号満塁弾を浴びるまで7連打の滅多打ちに。なんとか2回を投げ終えたところで雨足が強くなり、試合は中断となった。

　村上は今季ここまでリーグトップタイの8勝。防御率もリーグ4位の1.76と好調だった。

　阪神も11連勝中で、2位の巨人に9.5ゲーム差をつけてセ・リーグで唯一の勝ち越しと独走状態だった。この日の3連戦から恒例の夏イベント「ウル虎の夏2025」が始まったが、雲行きの怪しい展開となっている。