大谷ライバルはHRダービー出場辞退 参戦1号も…故障の影響か、代替選手は地元オルソン

2023年にナ・リーグMVP…左膝の前十字靭帯を断裂から復帰
MLBは11日(日本時間12日)、オールスター戦前夜に行われる14日(同15日)のホームランダービーで、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が出場を辞退したことを発表した。代わって同じブレーブスのマット・オルソン内野手が出場することとなった。
アクーニャJr.は6月25日(同26日)、米スポーツ局ESPNの取材に応じ、地元アトランタ開催のホームランダービーに出場するこを表明した。ドジャース・大谷翔平投手やヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手ら大物選手が辞退する中、2年ぶり3度目の出場に「今年のホームランダービーに参戦することを発表できて、ハッピーだよ。しかも本拠地アトランタのファンの前でプレーできるから、より興奮している」と話していた。
2023年に史上初の「40本塁打&70盗塁」をマークし、ナ・リーグMVPを受賞した天才打者だが、昨季5月に左膝の前十字靭帯を断裂して大半を全休。今季開幕は出遅れながらも、41試合で打率.336、11本塁打、OPS1.055とさすがの成績を残し、ファン投票でスタメン選出されていた。
もっとも、8日(同9日)の試合前にウエートトレーニング中に腰を痛めて欠場。状態が懸念されたものの、翌日には戦線復帰して先頭打者弾を含む2本塁打を放っていた。本塁打競争は辞退となったが、本戦には先発する見込みだという。
(Full-Count編集部)