大谷翔平が生んだ“一瞬”に「ワオ！」　衝撃の光景に放送席唖然「打球は戻ってこない」

中南米放送席も興奮のHR「壮大な一撃でした」

【MLB】ジャイアンツ 8ー7 ドジャース（日本時間12日・サンフランシスコ）

　ドジャース・大谷翔平投手が“海”へ豪快弾を打ち込んだ。11日（日本時間12日）、敵地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場すると、3回に2試合ぶりの32号2ラン。自身初となる“スプラッシュヒット”に、中南米放送席も「Hasta la vista!（さようなら）」と大興奮でその様子を伝えた。

　1点を追う3回1死三塁、大谷は右腕ウェブの初球を右翼席へ運んだ。打球初速は106マイル（約170.6キロ）、飛距離は410フィート（約125メートル）、角度30度の特大弾だった。右翼席を越え、後方に広がる海に飛び込んだ本塁打に敵地は騒然となった。

　中南米向けの中継では、「ライトへ特大弾！　打球が戻ってくることはありません。アスタラビスタ（さようなら）ベイベー！　湾へ落ちていきました！」と実況が絶叫。解説も「ワオ！　湾に落ちた打球は壮大な一撃でした。本当に一瞬の出来事でした。彼のスイングで（チームは）リードしました」と称賛を続けた。

　ドジャースは1点差で敗れ7連敗となったが、大谷の特大弾に敵地は騒然。32本塁打でリーグトップを独走している。12日（同13日）には今季5度目のマウンドを上がるなど、二刀流の完全復活へ着実に歩みを進めている。

（Full-Count編集部）