鷹・笹川吉康が3安打2打点の活躍 オリは山下舜平大が復帰登板…13日のファーム

楽天はロッテとの接戦を制した
パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が13日、3試合行われた。オリックスは高槻萩谷バファローズ球場で行われた阪神戦に9-8で勝利した。2回、無死満塁の好機をつくると続押し出し四球で2点を先制。2点リードされて迎えた6回、2死2、3塁から野口智哉内野手が適時三塁打を放ち同点に追い付いた。
7回には2死満塁の好機から横山聖哉内野手が押し出し四球を選び、勝ち越しに成功。さらに暴投と2つの捕逸で3点を追加し阪神を引き離した。この試合、山下舜平大投手が3番手で登板。1回18球2安打1四球1失点の投球を見せた。
楽天はロッテ浦和球場で行われたロッテ戦に5-4で勝利した。1点を追う7回、楽天は水上桂捕手、武藤敦貴外野手、平良竜哉内野手の3連打で2点を奪い逆転に成功。最後は津留崎大成投手がわずか8球で試合を締めた。
敗れたロッテは、先発・菊地吏玖投手が5回74球3安打2四球1奪三振2失点。打線は8安打4得点も、あと一歩及ばなかった。
ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われた広島戦に8-1で勝利した。2回に1点を先制すると、同点の5回に相手の野選で勝ち越しに成功。なおも2死一、二塁から井上朋也内野手に適時打が生まれると、続く笹川吉康外野手の二塁打に相手失策が絡み、一挙5点を奪った。
先発した板東湧梧投手は4回2安打無四死球3奪三振無失点。以降は5投手の継投で広島打線を封じた。笹川が3安打2打点、井上が2安打2打点を記録するなど、13安打を放った打線の好調ぶりが目立った。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)