大谷翔平のライバルが“消える”可能性も 迫る期限とチーム事情…307本男の行方

ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】

ダイヤモンドバックスがトレード模索か

 7月31日(日本時間8月1日)のトレード期限を前に、大物の動きが取り沙汰されている。ドジャースが首位を走るナ・リーグ西地区では、前半戦を終了してダイヤモンドバックスが脱落しつつある。このチーム状況から、米紙は大谷翔平投手のライバルがトレードの候補に上がっていると予想した。

 ダイヤモンドバックスは前半戦を終えて47勝50敗でナ・リーグ西地区4位。同地区は最下位ロッキーズが大量の負けを抱え込んでいたものの、ここに来てダイヤモンドバックスもポストシーズン進出に雲行きが怪しくなってきた。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は13日(日本時間14日)の記事で、ダイヤモンドバックスについて複数のライバル球団幹部からの情報として「2026年シーズンをコンテンダーとして戦いたいのなら、トレード期限で売り手になる他はないと予想している」との見方を示した。

 オフにFAを迎える選手が多いという事情も含め、同記者がトレードの候補として挙げたのが、今季ここまで7勝のザック・ギャレン投手と、8勝のメリル・ケリー投手、OPS.817をマークしている一塁のレギュラーのジョシュ・ネイラー内野手。そして、メジャー通算307本塁打を誇り、現在31本塁打で大谷を1本差で追うエウヘニオ・スアレス内野手の名前も含まれていた。ダイヤモンドバックスは見返りとして若手の投手を探しているという。

 同記事では、スアレスの古巣であるマリナーズが、獲得に感心を示しているとの情報も。この場合、ナ・リーグからア・リーグに移ることになるため、大谷にとっては本塁打王争いのライバルが消えることになる。後半戦に向けて各球団の思惑が交錯する中、トレード期限までの動向に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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