日本ハム、50勝リーグ一番乗りで貯金18 達孝太9回1失点で今季6勝目…デビューから不敗守る

5回2死二塁から水谷がカットボールを捉える9号2ラン
■日本ハム 2ー1 西武(14日・東京ドーム)
日本ハムは14日、東京ドームで行われた西武戦に2-1で勝利し、パ・リーグ最速で50勝に到達した。試合のなかったソフトバンクとのゲーム差を3に広げ、貯金は18。快勝に新庄剛志監督も笑顔を見せた。
先発した達孝太投手が7回までわずか1安打投球。7回1死からネビンに外角スライダーを右中間スタンド最前列に運ばれると、思わず点を仰いて悔しそうな表情だった。続く山村に四球を与えるも、外崎を空振り三振、渡部を右飛に抑えた。
21歳右腕は9回を投げ切り今季6勝目。完投勝利は今季2度目となり、自身がマークした全て先発でのデビューから負けなし記録を7に伸ばした。防御率は1.16。プロ4年目で初めて監督推薦での球宴選出も決まるなど、飛躍の前半戦となった。また、今季の日本ハムの完投数は19となり、12球団断トツの数字となっている。
打線は隅田の前に4回まで無安打。5回無死から水野が右前打で出塁すると、2死二塁から水谷がカットボールを完璧に捉える左越え9号2ランを放った。その後は追加点を奪えなかったが、リードを守り切った。
(Full-Count編集部)