痛恨失策にハム新庄監督「もったいなかった」 外野からの返球が「無駄」だった理由

西武戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真:小池義弘】
西武戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真:小池義弘】

「でもエラーゼロでは残り試合いけない。一番の方法ってなんだろう」

■西武 4ー3 日本ハム(17日・ベルーナドーム)

 日本ハムは17日、ベルーナドームで行われた西武戦に3-4で敗れ、連勝は4でストップした。試合後の新庄監督は開口一番、「無駄な返球でしたね、あれは」と逆転を許した場面について言及した。

 2点リードの5回だった。1死満塁から渡部が中前適時打。これを中堅・五十幡が三塁へ悪送球し、ボールはカメラマン席へ入った。これにより二塁走者・西川、一塁走者・外崎まで生還し、一気に3点を失った。

「あの辺がね、いつも言ってる、無駄な返球はやめようっていうところですね。あれ、もったいなかったですね」と指揮官。プロ5年目の五十幡は、昨季の94試合出場が最多で、今季はこれが69試合目。まだ経験は豊富とはいえない。「レギュラーを獲って2、3年すれば、あの感覚っていうのはわかって、間に合わない、でストップするんですけど、どうしても間に合うかもって思って投げると大体セーフなんですよ」と説明した。

 とはいえ「経験、経験。これは」と切り替えを強調。この日は2回1死から清宮の失策で走者を出したことが長谷川の適時打につながったこともあり「サードのエラーで点が入ることが多いです。どのチームもね。なんかそういう気がしますけどね。でもエラーゼロでは残り試合いけないかな。一番の方法ってなんだろう。うまい選手を置くことかな。それともエラーしないように練習することか……。その判断は僕にかかってますよ」と不敵な笑みをこぼした。

(町田利衣 / Rie Machida)

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