イチロー氏は「米国でもレジェンド」 憧れて育った幼少期…球宴投手がまさかの“おねだり”

イチロー氏の存在は「アンビリバボー」
ニコニコの笑顔で1枚のカードを見せつけてきた。レイズのドリュー・ラスムッセン投手は14日(日本時間15日)に米ジョージア州アトランタで行われたオールスター前日会見に臨んだ。会見中にはイチロー氏のカードを見せ「私は(シアトルのある)ワシントン州で育ったからね。マリナーズの選手で彼はお気に入りの1人だったよ」と表情を緩めた。
イチロー氏は2007年のMLBオールスターでランニングホームランを放ったことがある。ラスムッセンは興奮気味に「サンフランシスコで……合っていますよね? 覚えています!」と目を見開いた。
ラスムッセンは、この日にスタジアムで配られたカードパックを開封すると「1番最初にカードを開封したんだ。そうしたら2番目に彼のカードが入っていたんだ。とてもスペシャルなことだったね! キープできたことは幸運なことだったよ!」とレアカードの当選を喜んだ。
さらに、イチロー氏について「(日本だけでなく)米国のレジェンドでもあるよ!」とご機嫌な様子だった。「彼はアンビリバボー。とても興奮している。なぜなら、数週間後に彼の背番号が永久欠番になる時に、シアトルに行くことができるかもしれないんだ。だから、なんととしてでもユニホームにサインを貰いたいんだ!」。レイズは8月8日(同9日)から10日(同11日)までマリナーズと3連戦が組まれている。
「もし実現したら、とてもスペシャルなことだね。なぜなら私はワシントン州出身で、子どもの頃彼を応援して育ったんだ! お気に入りの選手の1人だったんだ! とてつもない才能の持ち主。彼と会ってユニホームにサインを貰う機会があればいいな。実現したら、忘れられない記憶になるよ!」
夢の祭典で、少年時代の夢を思い出した。
(Full-Count編集部)