大谷翔平、球宴第1打席で技あり打→先制のホーム CY賞左腕打ちに歓声…2年連続3本目

球宴に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
球宴に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2021年から5年連続でオールスターに出場

【MLB】ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)

 ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)に米ジョージア州アトランタで行われたオールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で2年連続、通算3本目となる球宴でのヒットを記録した。

 技あり一打が生まれた。昨季投手3冠を獲得してサイ・ヤング賞を手にしたタリク・スクーバル投手(タイガース)と対戦。2球で追い込まれたものの、カウント1-2から外角に逃げていくスライダーにバットを合わせた。中前に運び、場内は歓声が起きた。

 一塁に進むと、2021年には本塁打王のタイトルを争ったブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)とハグ。その後、二塁まで進み、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)の適時打で先制のホームを踏んだ。

 オールスターにはファン投票でナ・リーグ最多の396万7668票を集め、2021年から5年連続での選出となった。リーグ最多得票で選出されるのはエンゼルス時代の2023年以来2年ぶり2度目。日本選手がリーグ最多得票で複数回選出されるのは、2001年から3年連続で両リーグトップだったイチロー以来2人目の快挙となった。

 オールスターの指名打者部門で通算5度の先発は、通算541本塁打のデビッド・オルティスに並ぶ歴代最多タイとなった。

 前半戦は打率.276、32本塁打、60打点をマークした。5月には自身と球団の月間最多に並ぶ15本塁打を記録。本塁打数と合わせ、91得点、長打率.605、OPS.987、224塁打、11敬遠の“リーグ6冠”。シーズンでは53本塁打、100打点ペースとなっている。

【実際の動画】ボール球を技ありで中前へ…大谷翔平の球宴3本目のヒット

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