“懲罰交代”で浮かべた涙…巨人2年目に寄り添った大先輩 中継映像が捉えた光景「泣ける」

泉口は3回にバント失敗→その裏から門脇に交代
■ヤクルト ー 巨人(17日・神宮)
巨人・泉口友汰内野手が17日、神宮球場で行われたヤクルト戦に「5番・遊撃」で出場。3回に送りバントを失敗すると、その裏から途中交代。ベンチでは涙目を見せていた。すると、さっと駆け寄った“先輩”がSNS上で反響を呼んでいる。
涙ぐむ後輩に、さっと声をかけた。
泉口は3回無死一、二塁の第2打席、初球、2球目とバントをファウルし、1球ボールを挟んで4球目もバントをファウル。3バント失敗で走者を進められなかった。阿部慎之助監督は憮然とした表情を見せた。この回は結局、無得点に終わると、泉口に代わって門脇誠内野手が遊撃の守備についた。
泉口はかなりショックだったのか、虚ろな目でフィールドを見つめた。目には涙のようなものがキラリと映った。その時だった。長野久義外野手が駆け寄ってきた。近くで言葉をかけると、泉口も真剣に耳を傾け、徐々に明るい表情を取り戻した。
中継映像が捉えた光景にファンも感動したようだ。「ちょーさんにはコーチになってほしい」「さすが長野」「こーいうのがいいよね」「ぐう聖チョーさん大好き」「長野の存在大きいなー」「泣けるわ」「優しい!」「長野は最高」と、長野の人間性に感動の声が殺到した。