阪神・佐藤輝明が衝撃25号 東京D上段にズドン…延長11回に4番の仕事、前半戦で自己最多更新

2021、2023年の24本塁打が自己最多だった
■阪神 4ー0 巨人(19日・東京ドーム)
阪神・佐藤輝明内野手が19日、東京ドームで行われた巨人戦の延長11回に今季25号となる一発を放った。スタンド上段に突き刺さる衝撃の一発に、場内はどよめきが収まらなかった。
4番が魅せた。0-0で迎えた延長11回、1死一塁で第5打席が回ると、カウント1-1から船迫大雅投手の甘く入ったカットボールを振り抜いた。打った瞬間の確信の一発。阪神ファンから割れんばかりの歓声が起きた。
13日ヤクルト戦(甲子園)以来の一発で、自己最多となる25号に到達した。本塁打王争いでは、2位で同僚の森下翔太外野手に9本差をつけて独走している。阪神ではランディ・バース以来、39年ぶりの本塁打王も見えてきた。
佐藤輝の余韻が冷めやらぬ中、2死一塁で坂本誠志郎捕手がリードを広げる2ランを叩き込んだ。試合はそのまま阪神が勝利。1~3日に甲子園で巨人に3連勝し、これで4連勝。今季は12勝4敗とお得意様にしている。