大谷翔平は「なんとか前へ進めようと」 特大33号&3打点…指揮官は“戦う姿勢”を称賛

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「チーム状況をとても意識していると思う」

【MLB】ブルワーズ 8ー7 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に後半戦初アーチとなる33号2ランを放った。6回にも適時打を放ち、5打数2安打3打点。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイはうまくやっている。チーム状況をとても意識していると思うし、何とかチームを進めようと、自分の力で打開しようとしている」と称えた。

 4点を追う3回無死一塁だった。両リーグ最多勝の右腕ペラルタの初球、甘く入ったチェンジアップを逃さず、バックスクリーン左へ。後半戦初アーチとなる33号2ランで1イニング4得点の猛攻を呼び込んだ。

 2点差に広がった6回には左前適時打を放ち、チーム全7得点のうち3点を叩き出した。ロバーツ監督は「全力で戦っていて、素晴らしい打席を重ねて粘り強く戦っている。そういう姿勢が本当に好きだ」と称賛した。

 1点差に迫った8回2死の大きな中飛にもふれ、「あと少しでホームランという打球もあったし、別の打席でも一塁へのライナーもあった。全体的にとても良い内容だった。周囲を引っ張ろうとする集中力が高まっているのがよく分かる」と目を細めていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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