「最後までいなきゃ駄目なんだ」 大谷翔平の衝撃弾に興奮…ド軍実況が伝えた“一部始終”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷の36号をド軍放送局が興奮実況

【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)

 衝撃弾をめぐる“ドラマ”だった。ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたツインズ戦に「2番・指名打者」で出場すると、9回の第5打席で4試合連続本塁打となる36号2ランを放った。地元の実況は本塁打球の行方まで興奮気味に伝えた。

 大谷は9回2死三塁、ジョアン・デュラン投手が投じた100.1マイル(約161キロ)のスプリットを左翼スタンドに弾き返した。デュランは今季試合前の時点で46試合で防御率1.94、被本塁打はゼロと好投していた守護神だった。

 ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は実況のジョー・デービス氏が「Good bye! ハハ! ショウヘイ・オオタニがデュランから打った! キャリア初の4試合連続本塁打です!」と興奮気味に伝えた。解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「(上手く)スイングに角度をつけました」と分析した。

 さらに本塁打球をグラブ持参でダイレクトキャッチした男性は背番号「17」のドジャースユニホームを着用していた。完敗ムードで、スタンドには空席が目立っていたこともありデービス氏は「(キャッチしたファンは)『だから最後まで試合を見続けたんだ! だから。最後までいなきゃ駄目なんだ』と言っているようですね!」と嬉しそうに伝えた。

 同氏は「しかも彼はショウヘイのユニホームを着ています!」と驚いた様子。その後、「(デュランは)今シーズン初の被弾を許しました」と淡々と伝えた。試合には敗れたが、大谷の劇打は本塁打の瞬間から、その打球の行方まで放送局を楽しませていたようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY