山本由伸、2回の3失点悔やむ「力が入りすぎた」 失策も絡む不運「1点に抑えられていたら」

試合後、取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

ツインズ戦に先発

【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手が22日(日本時間23日)、本拠地でのツインズ戦に先発登板し、5回5安打3失点(自責1)で勝ち負けは付かなかった。後半戦になって初マウンドはリズムに苦しみ、5回101球で降板。試合後には「1回、2回と力が入りすぎてうまくコントロールできず、球数がかさんだ」と序盤の投球を悔やんだ。

 初回は完璧な立ち上がりだった。初回先頭のバクストンを空振り三振に仕留めると、2番ジェファーズは遊ゴロ、3番カストロからは見逃し三振を奪った。ただ、2回は先頭コレアの三塁へのボテボテの当たりが内野安打となり、その後は味方の失策も絡んで3失点(自責は1)。「なんとか1失点で乗り切りたかったんですが、その後適時打を打たれてしまって、そこを1点に抑えられていたら試合の流れも変わっていたかなと思います」と下を向いた。

 3回は無失点に封じて、リズムを取り戻した。「そこからはしっかり相手に合わせて配球していけた」。4回も無失点に抑え、味方の援護を待った。

 ドジャース打線は4回、先頭のスミス、続くフリーマンが連続で四球を選ぶと、5番のパヘスが起死回生の同点3ランを放ち、試合は振り出しに戻った。山本は5回も無失点。5回101球5安打3失点(自責1)、8つの三振を奪い、防御率は2.55となった。「最低限ですけど、5回を投げ切れたのはポジティブに捉えると、よかったところかなと」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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