戦力外→巨人加入で“前半戦裏MVP” OB絶賛の復活劇…「抑えられる」強力な武器

ブルペン陣のMVPはマルティネス「31試合無失点を続けたわけですから」
巨人、メジャーリーグなどでプレーした高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、巨人の前半戦を振り返った。ブルペン陣のMVPには新加入したライデル・マルティネス投手を挙げたが、“裏MVP”に選出したのは戦力外から復活を果たした左腕だった。
中日から移籍した今季、37試合で2勝2敗、3ホールド28セーブ、防御率1.02という抜群の安定感を誇る右腕には「開幕して31試合連続無失点記録を続けたわけですから」と最敬礼。8回に回った大勢投手の働きも称えた。
その上で“裏MVP”を着替えると「田中瑛斗投手もいますけど石川投手かな」と、DeNAを戦力外になり加入した石川達也投手を挙げた。開幕ローテーションを掴み、途中から救援に回って27試合で3勝3敗1ホールド、防御率1.43という成績を残している。
「中盤長いイニングを投げたりピンチでいって左打者を抑えたりもあったので。ブルペンでもいい活躍ができている。ロングリリーフもできるし1イニングをパッと抑えて帰って来る姿も見ましたけど、裏MVPをあげたい」と高橋氏。武器のチェンジアップに「あれを軸に考えているでしょうしボールが機能すれば自ずと抑えられる。左打者にもしっかり投げられているので役割をしっかり果たせているのではと思います」と称賛した。