前田健太、ブルペン配置転換も滅私で貢献「しっかりと結果を残すだけ」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

昨季プレーオフで救援経験も「去年とは状況が違うし、役割も違うと思う」

 ドジャース前田健太投手が13日(日本時間14日)、配置転換されたブルペンでチームに貢献することを誓った。

 デーブ・ロバーツ監督は前日12日(同13日)、柳賢振とアレックス・ウッドの戦列復帰に伴い、前田とロス・ストリップリングをブルペンに配置転換すると発表した。前田は今季ここまで20試合に投げ、7勝7敗、防御率3.80の成績を残していたが、昨季プレーオフで救援として大貢献したことが評価されていた。

 以前から先発へのこだわりを見せている前田だが「シーズン中なんで」と自身の気持ちはグッと堪えて、チームの優勝のために救援として働くつもりだ。ロバーツ監督は「重要な局面での登板を考えている。1点リードや1点ビハインド、同点といった場面になるだろう」と大きな信頼を寄せる。「そうなる可能性は高いと思う」と覚悟を決めている日本人右腕は、「先発とは別物なんで簡単なことではないと思う」としながらも、「ゲームに入ったら任された場面でしっかり結果を残すだけ。いざ投げるという風になったら、しっかりバッターを抑える気持ちになると思います」と、チームへの貢献を誓った。

 10日(同11日)ロッキーズ戦で先発した前田は、15日(同16日)から救援として起用される予定だ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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