ド軍27歳に放出の可能性…救援崩壊で“目星” 米報道も、敏腕記者が呈した疑問

ドジャースのダスティン・メイ【写真:荒川祐史】
ドジャースのダスティン・メイ【写真:荒川祐史】

メイにトレードの可能性

 7月末のトレード期限が迫り、ドジャースはどのように動くのか――。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏がダスティン・メイ投手の“放出”の可能性に言及した。メイは右屈筋腱の修復手術、食道破裂の手術などで昨季を全休。今季から復帰していた。

 最速101.5マイル(約163.3キロ)を誇るメイは2016年のMLBドラフト3巡目(全体101位)でドジャース入り。2019年にメジャーデビューすると、今季はローテーションの一角を担ったが、防御率4.73と苦戦している。

 チームは今季から大谷翔平投手が二刀流復帰。戦線離脱していたタイラー・グラスノー投手も復帰し、ブレイク・スネル投手も復帰間近。山本由伸投手、若手のエメット・シーハン投手らも台頭しつつある。一方で救援陣は故障者が続出。リリーフエース獲得するための“駒”と考えているようだ。

 同記者は「ドジャースの方針を聞いた複数の関係者によると、ダスティン・メイはトレードされるかもしれない。(シーズンオフに)FAとなる予定で、ブレイク・スネルがILから復帰したタイミングで先発ローテから外れるかもしれない」と綴った。一方で今季の防御率4.73。「どれだけの価値があるか分からない」と疑問も呈していた。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者は「ドジャースはリリーフエースを探している。メイはトレードのメインピースにならないが、(メイの対価に)エマヌエル・クラセ、ライアン、ライアン・ヒーズリー、ヨハン・デュランなどのトップリリーバーを狙うだろう」と予想した。

(Full-Count編集部)

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