自らの37号より…大谷翔平が真っ先に祝った同僚の劇打 SNS更新で滲むチームへの愛

インスタを更新しフリーマンのサヨナラ打を引用
【MLB】ドジャース 4ー3 ツインズ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・指名打者」で出場。5戦連発の37号を放った。チームは9回2死から逆転サヨナラ勝利。試合後、SNSを更新し、最初に投稿したのは自らの本塁打ではなくサヨナラ打の瞬間だった。
この日、初回の第1打席でパダックのカーブを捉えた。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、441フィート(約134.4メートル)の特大弾。また、逆方向となるバックスクリーン左への一発。5試合連発でナ・リーグの本塁打王争いではエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)を抜き、再びリーグ単独トップに浮上した。
その後は3打席凡退。迎えた9回2死一塁の第5打席では申告敬遠を受けた。同点の走者を二塁へ歩かせても大谷との対戦を避けた。球場は大ブーイングに包まれたが、その後チームは満塁とし、フリーマンが劇的打。大谷はサヨナラのホームを踏んだ。
試合後、インスタグラムのストーリーズ機能を更新。自らの5戦連発より先にフリーマンの劇的サヨナラ打の瞬間を引用した。NHKのインタビューに応じた大谷は「きょうも苦しかったですけど、最後に2アウトから逆転できるっていうのはまだまだ底力がある証拠かなと思うので。ロードに出る前にいい勝ちができてよかった」と話していたが、チームの勝利を第一に考える大谷のドジャース愛が滲み出ているようにも見えた。