中日でタイトル→突如の亡命→47億円契約 “お騒がせ”助っ人、2年目で覚醒

昨年は先発で1勝8敗
かつて日本で騒動を起こした右腕が、メジャー2年目に覚醒を見せている。ブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス投手は25日(日本時間26日)のタイガース戦までに、リリーフで10試合連続無失点の快投を披露。7月は1失点のみで、防御率0.79と驚異的な数字を記録。ヤンキースを突き放してア・リーグ東地区首位を走るチームを支える。
中日でプレーした2022年には56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。しかし、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場後は来日せずに亡命。中日から自由契約になると、昨年にブルージェイズと5年総額3200万ドル(約47億2500万円)の契約を結んでいた。
メジャー1年目の昨季は21試合すべて先発登板で、1勝8敗、防御率4.47に終わった。だが、今季は大半の試合でリリーフに専念すると、ここまで44試合に登板して52回を投げ49奪三振、2勝0敗11ホールド2セーブ、防御率2.25と好投を見せる。7月は2日(同3日)のヤンキース戦から10試合連続無失点をマークしている。
この活躍にSNSでは「ブルペンのMVP」「とんでもなく支配的」「彼は自分の居場所を見つけた」「彼に9回を任せよう」「ちゃんとエグい」「ジャリエル神火消ししてる」「流石だわ44登板w」「めちゃくちゃ通用してて草」「去年からジャリエルはブルペン行けと言い続けてたけどここまでよくなるとはな」「中継ぎに戻ってからは輝きを取り戻していることがとても嬉しい」など、ファンからは驚きと称賛の声が上がっている。
(Full-Count編集部)