不振のベッツが見せた変化の“兆し”「泣きそう」 勝利後にチラリ…広がる歓喜と感動

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

ベッツのマルチ安打は12日以来10試合ぶり

【MLB】ドジャース 5ー2 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)

 ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地のレッズ戦に5-2で白星を飾った。大谷翔平投手は勝ち越しの2点二塁打、先発の山本由伸投手は7回4安打1失点で9勝目を挙げて勝利に貢献した。とりわけ、ファンが笑顔になったのは、不振に悩める男の“復活”だった。

 思わず頬が緩んだ。「1番・遊撃」で先発したムーキー・ベッツ内野手は、初回の第1打席で二塁打を放つと、第3打席では左前打で好機を拡大。続く大谷の二塁打の呼び水となった。7回の第4打席は四球を選び、直後に二盗に成功。その後、4点目のホームを踏んだ。4打数2安打1四球。マルチ安打は11日(同12日)以来10試合ぶりのことだった。

 ドジャース公式X(旧ツイッター)は勝利後、決まってナインがハイタッチする様子を投稿する。この日の“主役”はベッツだった。整列の先頭にいたミゲル・ロハス内野手とがっちり握手を交わす場面からクローズアップし、ベッツの歩みに合わせてカメラも移動。白い歯を浮かべて勝利を噛み締めていた。

 ベッツは今季、開幕前にノロウイルスに感染して体重が激減。回復後もなかなかバッティングの状態は上がらず、前半戦は89試合で打率.244、11本塁打、OPS.696とキャリア最大の不振に陥っていた。先日には最愛の継父が他界し、チームから一度離れていた。

 フィールド内外で苦しむシーズンとなっているが、合流後すぐに結果を残してベッツらしい笑顔を見せた。“久しぶり”の光景にファンも注目。「ベッツの笑顔見れて少し安心した涙」「ベッツの笑顔にはドジャースの未来が詰まってる」「元気そうな笑顔をみてホッとしている」「ベッツの笑顔が嬉しい」「泣きそう」「笑顔が見れて嬉しいです」「ムーキーが帰ってきた」と感動の声が寄せられた。

【実際の映像】ベッツからこぼれた笑顔…久しぶりの表情に「安心した涙」

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