田中将大、「NY対決」で痛恨2被弾…6回2失点も打線の援護なく7敗目
「サブウェイシリーズ」に中4日で登板、3試合連続QSも敗戦
ヤンキースの田中将大投手が18日(19日)のメッツ戦(シティ・フィールド)で今季23試合目の先発登板に臨み、6回5安打2失点とクオリティー・スタート(6回以上を自責3以内)で試合を作ったが、勝負所で被弾し、7敗目(12勝)を喫した。1-5で敗れたヤンキースは、ア・リーグ東地区首位のブルージェイズとのゲーム差が4・5に広がった。
ともにニューヨークに本拠地を置くメッツとの「サブウェイシリーズ」。ヤンキースは初回1死一、三塁からヤングの犠牲フライで先制すると、中4日でマウンドに上がった田中はその裏、グランダーソンを一ゴロ、セスペデスを三邪飛、マーフィーを左飛と三者凡退で打ち取る。
しかし2回1死から5番デューダに右翼席へソロ弾を浴び、同点に。それでもダーノーを投ゴロ、コンフォートを二ゴロに仕留めると、3回はフローレスを捕邪飛、マッツ、グランダーソンを連続三振に切って取る。
4回は2死からライトに左前打を許すと、デューダには右翼線への二塁打を浴びて二、三塁のピンチを招いたが、続くダーノーを三ゴロに仕留めて追加点を許さない。
5回もコンフォートを空振り三振、フローレスを遊ゴロ、マッツを投ゴロと力投を見せたものの、味方の援護がないまま6回へ。
ここで田中は2死からマーフィーに右中間スタンドへ勝ち越しソロを浴びて勝ち越しを許す。続くライトにも中前打を許したが、ここはデューダを二ゴロに。6回を投げ終えて降板となった。
ヤンキースはその後、さらに3点を奪われて1-5で敗戦。田中は6回82球で5安打4奪三振2失点と3試合連続でQSとしたものの、7敗目。防御率は3・38となった。地区2位につけるヤンキースにとっては痛い敗戦となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count