トレード報道過熱も…25億円男の“16球”をド軍監督称賛「本当に大きかった」

コンフォートは代打出場で2四球、逆転勝ちの起点となった
【MLB】ドジャース 5ー4 レッズ(日本時間30日・シンシナティ)
ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は29日(日本時間30日)、敵地のレッズ戦で代打で途中出場。逆転勝利の起点となった。
相手先発は左腕ロドロ。ベンチスタートとなったが、代打で結果を出した。2点を追う7回1死、右腕アシュクラフトの内角攻めを冷静に見極めて6球目で四球。スミス、フリーマンの連続タイムリーを演出し、同点劇を呼び込んだ。
4-4で迎えた9回先頭では右腕パガンに2球で追い込まれた。だが、ここから4球ファウルで粘って10球目で四球。2死後、スミスの決勝適時二塁打を呼び込んだ。
途中出場ながら2打席連続四球。計16球を投げさせ、ともに得点につながった。昨オフに1年1700万ドル(約25億円)で加入した通算176発男について、ロバーツ監督は「本当に大きかった。代打の打席も、パガンの打席も。カウント不利になりながらも粘って、10球近く投げさせた。スイングも良かったし、ジェームズ(アウトマン)を一塁からホームに返す展開につながった」と称えた。
31日(同8月1日)のトレード期限間近。前半戦の打撃不振で外野手の補強がささやかれる中で、バットで存在感を示した。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)