ドラフト6位→12球団“No.1”の「12.0」 異次元の爆裂守備…24歳新星が「謎すぎる」

今季出場を増やしている中島大輔
■楽天 2ー1 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
楽天の中島大輔外野手が、守備で好指標を残している。29日終了時点で、同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表すUZRで12球団1位の数字を記録。同日には本塁へのレーザー送球でアウトを奪い、ファンからは「ドラフト6位まで残ってたのか謎すぎる」「エグイやん」と称賛の声があがった。
中島は青学大から2023年ドラフト6位で入団。昨季37試合に出場すると、今季は好守でアピールし、すでに72試合に出場。29日のロッテ戦では「1番・左翼」で出場すると、初回に本塁への好返球で先取点を与えなかった。打っては3試合連続でマルチ安打を記録している。
今季守備では右翼で39試合、左翼47試合、中堅18試合と外野3ポジションで出場。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、3ポジションすべてでUZRはプラス。左翼が8.1と一番高く、合計12.0は12球団でトップとなっている。
中でも守備範囲(RngR)が9.7で12球団トップの高い数値が出ている。進塁抑止(ARM)こそ2.1は外野手全体6位となっている。
「パーソル パ・リーグTV」が中島の好返球の動画をX(旧ツイッター)にアップすると、「まじドラフト6位まで残ってたのか謎すぎる。本当に楽天に来てくれてありがとう」「完璧ですね」「エグイ」「ナイス返球!」「残そ中」「いやーこれは中島がすごいわ……」といった声があがっていた。