大谷翔平が試合後に称えた“殊勲”のヒーロー 1試合4Kの屈辱も…忘れなかった同僚への敬意

4打席連続三振は今季初
【MLB】ドジャース 5ー4 レッズ(日本時間30日・シンシナティ)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地のレッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。5打数無安打4三振に終わり、9試合連続安打がストップした。気落ちしてもおかしくない内容だったが、試合後には自身のインスタグラムを更新。勝利に貢献した投打2人の“ヒーロー”を称えた。
完璧に封じられた。左腕ニック・ロドロに対し、第1打席は外角低めのカーブに空振り三振。3回1死一塁はフォーシームに手が出ずに見逃し三振となった。5回1死一、二塁の好機でも外角ボールになるカーブに3球三振。ロドロの投球に目を丸くする場面もあった。さらに、7回1死一、二塁では右腕アシュクラフトと対戦し、内角のスライダーに空振り三振を喫した。
4打席連続三振は今季初。1試合4Kは2度目となった。大谷のバットから快音は聞かれなかったが、この日は他の選手が躍動した。右足首を痛め、故障者リスト入りも噂されたトミー・エドマン内野手が2回に先制2ランを放つと、9回にはウィル・スミス捕手が勝ち越し打。その裏はアレックス・ベシア投手が2三振を奪って3者凡退に抑え、反撃の芽を摘んだ。
大谷は試合後にインスタグラムのストーリーズを“3連投”。まずはエドマンの写真を引用すると、続いてベシアの投球映像と雄叫びの写真を投稿した。ドジャースはこれで2連勝。スイープをかけた30日(同31日)には、大谷が先発マウンドに上がる。