大谷超え1137億円男に“悲劇” 途中交代に米冷笑「8億500万ドルの呪い」「軟弱だな」

パドレス戦で自打球を受けたメッツのフアン・ソト【写真:ロイター】
パドレス戦で自打球を受けたメッツのフアン・ソト【写真:ロイター】

6月に月間MVP獲得も…後半戦は打率.128と不振

【MLB】パドレス 7ー1 メッツ(日本時間30日・サンディエゴ)

 悲運のはずが批判の声が寄せられている。メッツのフアン・ソト外野手が29日(日本時間30日)、敵地パドレス戦で自打球を当てて途中交代した。米ファンからは「8億500万ドルの呪い」「軟弱だな」と厳しい目を向けている。

 4回、カウント0-2から右腕バーガードのスライダーを打った打球が左足を直撃。ソトは痛みのあまり顔をしかめ、トレーナーも駆け付ける事態となった。どうにか打席に戻ったものの、最後はニゴロに打ち取られ、まともに一塁まで走れずそのままベンチに退いた。

 この様子はメッツ地元放送局「SNY」などで紹介されると、米ファンから「絶望的だな」「キャリア終了。7億6500万ドルがパッと消えたな」「なんてこった」「やわなやつ」などと辛辣な声が殺到した。もちろん、「頼む、無事であってくれ」「早く戻ってきてくれ、君が必要なんだ!!!」と擁護する声もあったが、“アンチ”が多数を占める結果となった。

 昨オフにドジャース・大谷翔平投手を抜き、スポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1137億円)の契約を手にした天才打者。シーズン序盤戦は不調だったが、6月は月間MVPを受賞するなど復調し、前半戦は打率.262、23本塁打、OPS.905の好成績で折り返した。しかし、後半戦は打率.128とまた下降線を辿り、ファンのフラストレーションも溜まっているのかもしれない。

 MLB公式サイトのメッツ番アンソニー・ディコモ記者は試合後、「ソトのX線の診断は陰性だった すぐに復帰できる メッツはどこも骨折していないと確信しているようだ」とし、主砲は重症出ないことを強調した。

【実際の映像】自打球に苦悶…足をフリフリ 痛みに涙目のソト

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