ドラ1柴田が5打点…日ハム12連敗でストップ　石塚が一発＆イヒネ3号で鷹快勝、30日ファーム結果

オリックスは完封負け

　パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が30日、3試合が行われた。日本ハムはファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた楽天戦に9-2で勝利し、連敗を12で止めた。

　初回、梅林優貴捕手の安打を皮切りに1死満塁とし、宮崎一樹外野手の適時打で先制。柴田獅子投手の走者一掃の二塁打で計4点を挙げた。7回にはまたも満塁から柴田が2点適時打、浜田泰希内野手も続いた。

　先発・金村尚真投手は5回1安打無失点。藤田琉生投手が2点を失うも、河野竜生投手、福谷浩司投手が無失点でつないだ。柴田は2安打5打点の活躍。敗れた楽天は、先発・古賀康誠投手が5回4失点。打線は6回までわずか1安打と沈黙した。

　ソフトバンクはみずほPayPayドームで行われたハヤテ戦に8-3で快勝した。初回、石見颯真内野手、西尾歩真内野手の連打から石塚綜一郎捕手が3号3ラン。川村友斗外野手も適時二塁打で4点目を挙げた。4回にはイヒネイツア内野手が3号2ランを放った。

　先発・東浜巨投手は5回3失点。以降の投手陣は無失点に封じた。イヒネは3安打2打点、石塚は2安打3打点と打線が爆発した。敗れたハヤテは先発・足立真彦投手が序盤につかまり、打線も反撃に及ばなかった。

　オリックスは杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われた広島戦に0-6で完封負けを喫した。初回、先発・宮國凌空投手が失点し、2回にも田中広輔内野手の安打で2点目、5回は押し出し四球を出すなど5回4失点（自責2）の内容だった。2番手・平野佳寿投手は6回に連打で2失点。富山凌雅、村西良太、博志の3投手がそれぞれ無失点でつないだ。

　一方の打線は、広島の玉村昇悟投手の前に8回まで散発3安打。9回裏、代打・宜保翔内野手の安打で粘ったが反撃はならず。紅林弘太郎内野手は「3番・指名打者」で1安打を放ったが、チームは無得点に終わった。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）