日本ハム1日で首位奪還、清宮が8回に逆転打　オリックスは連敗6でストップ、30日パ結果

宮城大弥は6回6安打9奪三振2失点の粘投

　パーソル パ・リーグ公式戦が30日、午後9時までに2試合が決着した。オリックスは京セラドームで行われた西武戦に6-4で勝利し、連敗を6でストップ。日本ハムはエスコンフィールドで行われたソフトバンク戦に5-4で勝利し、パ・リーグ首位に1日で再浮上した。

　オリックスの先発・宮城大弥投手は6回を6安打9奪三振2失点と粘投。4回裏に中川圭太内野手の適時二塁打で先制し、5回には宗佑磨外野手と太田椋内野手の適時打で3点を追加した。6回には大里昂生外野手が2点適時三塁打を放ち、リードを広げた。

　救援陣は岩嵜翔投手、ルイス・ペルドモが無失点リレー。9回は山崎颯一郎投手が西川愛也外野手に2ランを浴びたが、逃げ切った。敗れた西武は、先発・高橋光成投手が6回6失点と崩れ、12安打を放ちながらも得点に結びつかなかった。

　日本ハムは2回、敵失と水野達稀内野手のセーフティスクイズで2点を先制。5回には水谷瞬外野手の適時打で勝ち越した。8回に一時逆転を許したが、その裏、郡司裕也捕手、石井一成内野手の出塁から清宮幸太郎内野手が右中間へ逆転の2点適時三塁打を放った。

　先発・北山亘基投手は7回途中3失点、2番手・上原健太投手が約2年ぶりの白星を挙げた。9回は柳川大晟投手が締めた。ソフトバンクは周東佑京内野手が2安打2打点と活躍したが、救援陣が踏ん張れなかった。

（Full-Count編集部）