シュワーバー、大谷翔平を抜き去る46号 ナ単独トップに浮上…6戦連続無安打→137m豪快弾

「2番・指名打者」で先発出場
【MLB】フィリーズ ー ブレーブス(日本時間29日・フィラデルフィア)
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で46号を放った。ドジャース・大谷翔平投手を抜き、ナ・リーグ単独トップに浮上。自身2度目のタイトルに向け、アーチを量産している。
本拠地興奮の一発が生まれた。第1打席、カウント2-1からカル・クォントリル投手の4球目カーブをうまく拾った。右翼席に突き刺さる一発は、打球速度111.7マイル(約179.7キロ)、450フィート(約137.1メートル)、角度25度でスタンドインした。
20日(同21日)マリナーズ戦以来、7試合ぶりの本塁打。6試合連続ノーヒットと苦戦していたが“スランプ”を払拭する久しぶりの一打に、シチズンズバンク・パークが揺れた。
シュワーバーは2022年に46本塁打で初タイトルを獲得した。自己最多は翌2023年の47発で、9月を前に早くも自己記録に1本差に迫っている。今季は大谷との熾烈な本塁打王争いを演じている。大谷はエンゼルス時代の2023年から2年連続で本塁打王を獲得しているが、32歳のバットが止めるのか注目が集まる。