大谷翔平、打席内容は「覚えていない」 拭えなかった体調不良の影響…語った全て

4回に緊急降板…球団は「痙攣」と発表
【MLB】レッズ 5ー2 ドジャース(日本時間31日・シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地のレッズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。痙攣(けいれん)のため、4回途中5安打2失点で降板した。防御率2.40。打者としても5打数無安打でチームは逆転負け。
試合後に前日からの体調不良を明かした。一問一答は以下の通り。
――痙攣はいつから?
「今日は初回から感じてはいましたけど。なんとか騙し騙しで3回までいけたんですけど、最後はちょっと厳しかったかなと思います」
――リハビリ過程に影響は?
「いや、たくさん投げられたのはいいことかなと思っていますし、後退することはないと思います。ただ、昨日今日とちょっと体調が良くないので。しっかりとまずは明日の休みを挟んで、体調戻してから次の登板のスケジュールが決まるかなと思います」
――負傷箇所は?
「一番感じる場所は臀筋の辺りですかね。右の」
――DHで出場継続できた理由は?
「そうですね。守備につくわけではないですし。試合もまだまだ競っていたので。もちろん打席に立ってチームに貢献するっていうのがまず1つ」
――攣ったことが球種に影響は?
「球種っていうよりは、あまり沈み込まないように。本当に本格的に攣らないようにというか。悪ければ手で投げるような感じでは投げていたかなと思います」
――過去に攣ったことは?
「右のお尻はあまりないですかね。どちらかというと右のふくらはぎとかハムストリングが基本、なる時はなると思うので。あまり臀筋っていうのは今まではないかなと思います」
降板の話し合い「体調がいい時、悪い時関わらず」
――水曜日の次回登板の予定は変わらず?
「まず体調しっかり戻したいなと思うので。それができればそのスケジュールで投げられるんじゃないかなと思ってます」
――影響しない自信は?
「そうですね。明日まず休みがあるので。明日しっかり休んで、また明後日体調を整えてしながら出場したいなと思っています」
――今後の休みについては?
「シーズン後半は休み多いと思うので。ホームでの休みもありますし、あんまり日程的にはそこまでタイトなスケジュールではないのかなと思います」
――降板について球団とどのような話し合いは。
「トレーナー経由でというか、僕はトレーナーと話して毎回そうです。体調がいい時、悪い時関わらず、毎日そう。テーブルに行って体のケアをする時に『どういう感じ』っていうのはコミュニケーションを取っているので」
――スイーパーが多かった。
「ちょっと手で投げるような、あまり(体を)深くいけない感じではあったので。まっすぐが思い通りに行きそうになかったのと、あまり深くいくともっと早い段階で攣っていたと思うので、騙し騙しというかそういう感じだったのかなと思います」
――ボストンも含めて西海岸と気候が違った。
「昨日今日とちょっと脱水気味ではあるので、そういう意味ではそうなのかなとは思いますけど。でもボールのグリップ的には、かなりいい感触はあるので。スイーパーも良かったですし。真っすぐもいい時は良かったので、そこら辺は良いとこもあり悪いとこもあります」
――思い切ってスイングしている印象。
「昨日今日は正直あまり覚えていないというか。本当に打席に行って、帰ってケアしてって感じだったので。どういう打席を送れていたかっていうのがあまり記憶にないかなって感じですね」
――手術前と体の反応。
「変化は概ねいいんじゃないかな。もちろん、その張りが返ってくるっていうのはありますけど、張りの中でもいい張り、悪い張りあると思うので。心地というか、刺激が入った張りが返ってきてるなと思います」
――ダルビッシュ有投手が日米204勝。
「会えば話しますし、ピッチングも含めて『今どういう感じだよね』という意見を交換させてもらったりもするので、それは自分にとっても大きいです。そういう節目の勝利っていうのは本人も嬉しいんじゃないかと。ご家族にとっても嬉しい1日じゃないかと思います」