大谷翔平HR王争いのライバルが“離脱” 36発スアレスが他リーグのマ軍移籍…正式発表

マリナーズへの移籍が決まったエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】
マリナーズへの移籍が決まったエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】

マリナーズが正式発表

 マリナーズは31日(日本時間8月1日)、ダイヤモンドバックスからエウヘニオ・スアレス内野手の獲得を発表した。2023年以来、2年ぶりの古巣復帰。ドジャース・大谷翔平投手との熾烈な本塁打王争いを演じていたが、ア・リーグ移籍に伴い事実上“消滅”した。

 34歳のスアレスは今季、開幕から本塁打を量産。一時はナ・リーグトップに立つなど、7月30日(同31日)時点で36本塁打は1位の大谷に2本差の2位、87打点は1位だった。

 ドジャース、パドレスら強豪が揃うナ・リーグ西地区でダイヤモンドバックスは51勝58敗と負け越していた。プレーオフ進出が厳しくなり、チームは主力放出を決断。35本塁打以上を打った選手がシーズン中にトレードされるのは史上初の出来事だった。

 マリナーズは7月30日(同31日)時点で57勝52敗でリーグ2位。ワイルドカード争いでもア・リーグ3位につけている。メジャー最多41本塁打を放っているカル・ローリー捕手と最強打線を組み、プレーオフ進出を目指す。

 代わってダイヤモンドバックスは、MLB公式サイトの球団プロスペクトランキング9位のタイラー・ロックリア内野手、同16位のハンター・クラントン投手、同17位のフアン・ブルゴス投手を獲得した。

(Full-Count編集部)

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